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      2026年8月10日/
    • 最終更新日: 2026年8月7日

  • ブログ

産後の肩こりが続く理由|授乳姿勢・胸郭・肩甲骨・呼吸を確認

「授乳が終わると、首から肩が固まっている」

「抱っこをしていると、肩甲骨の内側までつらくなる」

産後の肩こりでは、肩だけを揉むのではなく、授乳姿勢・胸郭・肩甲骨・呼吸・体幹まで確認することが大切です。

守谷やまゆり鍼灸整骨院では、痛みや張りを感じる場所だけでなく、授乳や抱っこをしているときの身体の使い方を確認します。

当院は産後1か月から子連れでご来院いただけます。

お子さまを預けられないことを理由に我慢せず、普段困っている動作からご相談ください。


産後の肩こりが続きやすい理由

産後は、自分の身体を休ませる時間を確保しにくい時期です。

授乳、抱っこ、寝かしつけ、おむつ替え、入浴、家事など、首や肩に負担のかかる動作が一日に何度も繰り返されます。

さらに、夜間授乳や寝かしつけによって睡眠が細切れになると、身体を休ませる時間も不足しやすくなります。

特に次のような動作が続いていないでしょうか。

・赤ちゃんの顔を見るために頭を下げる
・授乳中に背中を丸める
・赤ちゃんの高さに合わせて肩をすくめる
・同じ腕で赤ちゃんの頭を支える
・片側抱っこを長く続ける
・ソファへ浅く座り、骨盤が後ろへ倒れる
・寝かしつけ中に横向き姿勢を続ける
・抱っこしたまま家事を行う

一つの姿勢だけが肩こりの原因になるとは限りません。

授乳や抱っこを繰り返す中で、首、肩、胸郭、骨盤などに負担が重なっていないかを確認する必要があります。


授乳姿勢と肩こりの関係

授乳中は、赤ちゃんの位置を確認するために頭が前へ移動しやすくなります。

頭が前へ移動すると、首の後ろから肩にかけての筋肉で頭を支える時間が長くなります。

また、赤ちゃんの口を胸へ近づけるのではなく、自分の身体を赤ちゃんへ近づけている場合、前かがみ姿勢が続きやすくなります。

授乳時には次の点を確認してみてください。

・赤ちゃんの位置が低すぎないか
・肩をすくめていないか
・肘が身体から離れていないか
・背もたれを使えているか
・足裏が床についているか
・同じ方向ばかり向いていないか

クッションや丸めたタオルを使い、赤ちゃんを自分の身体へ近づけると、前かがみになる時間を減らしやすくなります。

授乳方法や赤ちゃんの飲み方に不安がある場合は、助産師や産科などの専門職へご相談ください。


肩甲骨を動かすだけでは足りない場合があります

肩がつらいときに、肩甲骨を回したり寄せたりする方は多いと思います。

軽く動かして楽になる場合は、セルフケアとして取り入れても構いません。

ただし、肩甲骨は単独で浮いている骨ではありません。胸郭と呼ばれる肋骨まわりの上を滑るように動いています。

授乳姿勢で背中が丸くなり、胸郭の動きが小さくなっている場合、肩甲骨を強く寄せても動かしにくいことがあります。

この状態で「姿勢を良くしよう」と胸を張りすぎると、腰を反らして姿勢を作ることもあります。

大切なのは、肩甲骨だけを無理に動かすことではありません。

・胸郭が左右へ動いているか
・腕を上げるときに肩甲骨が動いているか
・腰を反らさず胸を起こせるか
・呼吸を止めずに動かせるか

こうした点を確認しながら動かします。


胸郭と呼吸も確認する理由

胸郭とは、胸の背骨、肋骨、胸骨で構成される胸まわりの部分です。

呼吸をすると、肋骨はわずかに広がったり戻ったりします。

授乳中に背中を丸め、肩をすくめた状態が続くと、呼吸時の動きが上部へ偏り、首まわりへ力が入りやすくなる方がいます。

当院では「呼吸が浅いから肩こりになる」と決めつけることはありません。

次のような状態がないかを、姿勢や動作と一緒に確認します。

・息を吸うと肩が大きく上がる
・お腹や脇腹がほとんど動かない
・呼吸中も首へ力が入っている
・胸郭の左右で動きに差がある
・腕を動かすと呼吸が止まる

呼吸は、胸郭や体幹の動きを確認する一つの方法です。

深く吸うことを無理に繰り返すのではなく、楽に息を吐ける姿勢を探します。


肩こりでも骨盤・股関節・体幹を見る理由

肩こりであっても、上半身だけを確認すればよいとは限りません。

授乳中に足裏が床につかず、骨盤が後ろへ倒れていると、胸郭や頭も前へ移動しやすくなります。

立った状態で抱っこをするときも、片脚へ体重をかけ、骨盤を横へ移動させていることがあります。

この姿勢が続くと、上半身を反対側へ傾け、肩や背中で赤ちゃんを支えやすくなります。

そのため当院では、次の部分も確認します。

・足裏が床についているか
・左右どちらへ体重が偏っているか
・骨盤が前後左右へ移動していないか
・股関節で身体を支えられているか
・体幹で上半身を支えられているか

肩こりに対して骨盤を見るのは、骨盤の位置だけで症状を説明するためではありません。

身体全体のつながりと、日常動作でどこに負担がかかっているかを整理するためです。

【内部リンク①:片側抱っこによる腰の痛みと重心について


当院で実際に確認していること

守谷やまゆり鍼灸整骨院では、最初に肩こりが出る場面を伺います。

・授乳中
・授乳が終わった直後
・長時間の抱っこ
・抱き上げる瞬間
・寝かしつけ中
・朝起きたとき
・家事をしているとき
・スマートフォンを見ているとき

そのうえで、次の項目を確認します。

姿勢分析

正面と横から、頭、肩、胸郭、骨盤、股関節、足部の位置を確認します。

写真上の姿勢だけでなく、普段楽に立ったときの重心や身体の傾きも見ていきます。

動作分析

腕を上げる、首を左右へ向ける、前かがみになる、抱き上げるなどの動作を確認します。

痛みの有無だけでなく、肩をすくめていないか、腰を反らして動きを補っていないかも確認します。

胸郭・肩甲骨・呼吸

腕を動かしたときの肩甲骨と胸郭の連動、息を吸ったときと吐いたときの胸まわりの動きを確認します。

筋膜と可動域

首、肩、背中だけでなく、胸の前、腕、体幹などの筋膜の緊張と動きを確認します。

一か所の硬さだけで判断せず、動きにくい場所と動きを補っている場所を分けて見ていきます。

股関節と体幹

抱っこ姿勢や立ち上がり動作から、股関節の使い方、骨盤の位置、体幹の支え方を確認します。

確認した内容をもとに、身体の状態や生活状況に合わせて施術内容をご提案します。


このような方はご相談ください

・産後から肩こりが続いている
・授乳後に首から背中まで固まる
・肩甲骨の内側が重い
・抱っこで片側の肩だけつらい
・肩こりと一緒に頭が重くなる
・腕を上げると肩が気になる
・寝かしつけ中の姿勢がつらい
・子どもを預けられず相談を迷っている
・肩だけでなく姿勢や動作も確認してほしい

当院では、産後1か月からお子さまと一緒にご来院いただけます。


自宅で様子を見てもよいケース

次のような場合は、無理のない範囲で姿勢を変えながら様子を見る方法もあります。

・軽い肩の張りや重さがある
・姿勢を変えると楽になる
・休むと落ち着く
・腕や手にしびれがない
・腕を普段どおり動かせる

セルフケアは、強く伸ばすよりも次の内容から始めてください。

授乳位置を高くする

クッションや丸めたタオルを使い、赤ちゃんを胸へ近づけます。

足裏を床につける

足が届かない場合は、安定した足台などを使用します。

肩をすくめたままにしない

授乳の途中で、一度息を吐きながら肩の力を抜きます。

胸郭を軽く動かす

両手を身体の前で組み、痛みが出ない範囲で腕を前へ伸ばします。続いて、息を吐きながら背中を軽く丸めます。

痛みやしびれが増える場合は中止してください。


当院への相談を検討してほしいケース

・姿勢を変えても肩のつらさが続く
・セルフケアをしても繰り返す
・抱っこや授乳に支障が出ている
・首を動かしにくい
・腕を上げにくい
・片側だけ強くつらい
・肩こりと頭痛が繰り返し起こる
・日常生活でどこに負担がかかっているか確認したい

肩こりの背景には、首や肩の疾患、神経の問題などが隠れている場合もあります。

状態によっては、医療機関の受診をご案内します。


医療機関を優先する症状

次のような症状がある場合は、整骨院で様子を見ず、整形外科や脳神経外科などの医療機関を優先してください。

・突然発生した、これまでにない強い頭痛
・短時間で急激に強くなった頭痛
・発熱を伴う頭痛
・手足の麻痺や強いしびれを伴う
・ろれつが回らない、意識が普段と違う
・転倒や交通事故後から頭痛が続いている
・腕へ力が入りにくい
・手の細かい動作がしにくい
・肩が突然激しく痛み、腕を動かせない
・胸の痛みや息苦しさを伴う

肩こりには、頚椎疾患、肩関節疾患、高血圧、眼科・耳鼻咽喉科領域の疾患などに伴うものもあります。

突然の強い頭痛や神経症状を伴う場合は、姿勢や肩こりだけの問題と判断しないことが重要です。


よくあるご質問

Q.産後いつから子連れで通えますか?

当院では産後1か月から、お子さまと一緒にご来院いただけます。産後の経過や体調に不安がある場合は、事前にLINEでご相談ください。

Q.授乳中でも施術を受けられますか?

授乳中であることを確認したうえで、体調や姿勢に配慮しながら進めます。予約時または来院時にお伝えください。

Q.肩を揉めば楽になりますか?

肩の筋肉へ直接施術することもありますが、肩だけが負担の原因とは限りません。当院では胸郭、肩甲骨、骨盤、股関節、体幹、呼吸も確認します。

Q.鍼灸と整体のどちらがよいですか?

症状、体調、ご希望を確認したうえでご提案します。最初からご自身で決める必要はありません。

Q.頭痛がある場合も相談できますか?

肩こりに伴って頭が重く感じる方からのご相談もあります。ただし、突然の強い頭痛、発熱、麻痺やしびれ、交通事故後の頭痛などは医療機関を優先してください。


守谷で産後の肩こりを我慢している方へ

産後の肩こりは、単に肩が硬いというだけではありません。

授乳や抱っこの姿勢、胸郭と肩甲骨の動き、呼吸、重心、股関節、体幹などが関係していることがあります。

守谷やまゆり鍼灸整骨院では、肩だけを確認するのではなく、普段の育児動作を含めて身体の状態を見ていきます。

お子さまを預けられないことを理由に我慢せず、まずはLINEから「授乳中に肩がつらい」など、困っている場面をお送りください。

【内部リンク③:初めての方へ・施術の流れ

ブログ監修者

守谷やまゆり鍼灸整骨院
院長 藤城翔太
柔道整復師・鍼灸師

業界歴19年。学生時代から接骨院などで修行を積み、延べ約90,000人の患者様の施術実績があります。
守谷市での開業後も産後のママさんや小学生などに向け、健康についての講師も経験。


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