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2026年5月25日/ -
最終更新日: 2026年5月16日
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- ブログ
産後の腰痛が治りにくい理由|骨盤だけでなく抱っこ姿勢まで見るべきワケ
産後の腰痛でお悩みの方の中には、
「骨盤矯正を受けた方がいいのかな」
「出産後から腰の痛みが続いている」
「抱っこや授乳のたびに腰がつらい」
「子どもを寝かしつけた後に腰が重くなる」
このように感じている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、産後の腰痛は骨盤だけが原因とは限りません。
もちろん、妊娠・出産による骨盤周囲への負担は、産後の腰痛に関係することがあります。
しかし、実際に守谷やまゆり鍼灸整骨院で産後の腰痛を相談される方を見ていると、腰だけでなく、抱っこ姿勢、授乳姿勢、胸郭の硬さ、肩甲骨の動き、呼吸の浅さ、片側に体重をかけるクセなどが関係しているケースも少なくありません。
「腰が痛い」と感じていても、腰だけを見ていては、なぜ腰に負担が集中しているのかが分かりにくいことがあります。
そのため当院では、産後の腰痛に対して、骨盤だけでなく、姿勢分析・動作分析を行い、日常生活の中で腰に負担がかかっている動きまで確認します。
産後の腰痛はなぜ起こりやすいのか
産後は、妊娠前と比べて身体の使い方が大きく変わります。
妊娠中はお腹が大きくなることで、腰を反らせる姿勢になりやすくなります。出産後は、お腹まわりや骨盤まわりの筋肉がうまく働きにくくなり、身体を支える力が低下しやすい時期でもあります。
さらに産後は、休む間もなく育児が始まります。
抱っこ、授乳、おむつ替え、寝かしつけ、ベビーカーの上げ下ろし、床からの立ち上がりなど、前かがみや片側に偏った動きが一気に増えます。
その結果、腰そのものに大きな問題があるというよりも、腰に負担が集まりやすい姿勢と動作が続いていることで、腰痛が長引くことがあります。
特に多いのは、次のような状態です。
・抱っこで片側の腰に体重を乗せる
・授乳中に背中が丸くなり、骨盤が後ろに倒れる
・胸郭が硬くなり、呼吸が浅くなる
・肩甲骨が動きにくく、首肩に力が入りやすい
・お腹やお尻の筋肉がうまく使えず、腰で支えてしまう
・立ち上がりや前かがみで腰に負担が集中する
このように、産後の腰痛は「骨盤のゆがみ」だけで説明できないことがあります。
抱っこで腰に負担がかかる人の共通点
産後の腰痛で特に多いのが、抱っこによる負担です。
赤ちゃんを抱っこするとき、多くの方は無意識に楽な側で抱っこします。
例えば、いつも左側で抱っこしている方は、左の骨盤に体重を乗せ、右の腰を反らせるような姿勢になりやすいです。反対に、右側で抱っこする方は、右の股関節や腰に負担が集中することがあります。
このような片側荷重が続くと、腰だけでなく、骨盤、股関節、背中、肩まわりにも負担が広がります。
当院で確認することが多い抱っこ姿勢の特徴は、次のようなものです。
・片側の骨盤に体重を乗せて立つ
・腰を反らせて赤ちゃんを支える
・お腹の力が抜けて腰で支える
・肩がすくみ、首肩にも力が入る
・赤ちゃんを支える腕がいつも同じ
・抱っこ中に呼吸が浅くなる
この状態が続くと、腰まわりの筋肉だけでなく、背中や胸郭まわりも硬くなりやすくなります。
そのため、産後の腰痛を見るときは、ベッド上で腰だけを確認するのではなく、普段どのように抱っこしているかを見ることが大切です。
授乳姿勢と腰痛・肩こり・背中の張りの関係
産後の腰痛は、授乳姿勢とも関係することがあります。
授乳中は赤ちゃんの顔をのぞき込むため、首が前に出て、背中が丸くなりやすい姿勢になります。さらに長時間同じ姿勢が続くことで、背中や腰に負担がかかりやすくなります。
特に、ソファや床で授乳する時間が長い方は、骨盤が後ろに倒れた状態になりやすく、腰の筋肉が伸ばされ続けたり、逆に腰を反らせて支えたりすることがあります。
その結果、腰痛だけでなく、肩こり、背中の張り、首の重さ、頭痛のような不調につながることもあります。
当院では、産後の腰痛を相談された場合でも、次のような点を確認します。
・授乳中に背中が丸くなっていないか
・骨盤が後ろに倒れていないか
・胸郭が硬くなっていないか
・肩甲骨が動きにくくなっていないか
・呼吸が浅くなっていないか
・首や肩に余計な力が入っていないか
「腰痛なのに肩甲骨や胸郭を見るの?」と思われるかもしれません。
しかし、実際には胸郭や肩甲骨が動きにくくなることで、身体の回旋や前かがみ動作が腰に集中し、腰痛につながることがあります。
胸郭の硬さと呼吸の浅さが腰痛に関係することもある
産後の腰痛で見落とされやすいのが、胸郭と呼吸です。
胸郭とは、肋骨や胸椎、胸まわりの構造を含む部分です。胸郭が硬くなると、背中が丸くなりやすくなったり、呼吸が浅くなったりします。
呼吸が浅くなると、体幹まわりの筋肉がうまく働きにくくなることがあります。
産後は、抱っこや授乳で前かがみ姿勢が増えるため、胸郭が閉じたような姿勢になりやすいです。すると、背中や腰の筋肉が過剰に緊張し、腰に負担がかかりやすくなります。
当院では、腰痛のある方に対しても、腰だけではなく、胸郭の動きや呼吸の入り方を確認します。
特に次のような方は、胸郭や呼吸の影響を考える必要があります。
・深く息を吸いにくい
・抱っこ中に肩が上がりやすい
・背中が丸くなりやすい
・肩甲骨まわりが硬い
・腰を反らせないと立っていられない
・寝ても背中や腰の重さが取れにくい
腰痛の原因を腰だけに限定してしまうと、こうした身体全体のつながりを見落としやすくなります。
姿勢分析で確認するポイント
守谷やまゆり鍼灸整骨院では、産後の腰痛に対して、まず姿勢分析を行います。
姿勢分析では、ただ「骨盤がゆがんでいるか」だけを見るわけではありません。
実際には、次のような点を確認します。
・頭の位置
・肩の高さ
・肩甲骨の位置
・胸郭の開きや硬さ
・骨盤の傾き
・腰の反り
・膝や足の向き
・左右どちらに体重を乗せやすいか
・呼吸時の胸郭やお腹の動き
産後の腰痛では、腰が痛い側だけに問題があるとは限りません。
例えば、右腰が痛い方でも、左側で抱っこするクセや、右足に体重を乗せる立ち方、背中の丸まり、胸郭の硬さが関係していることがあります。
そのため、当院では痛みのある場所だけで判断せず、身体全体のバランスを確認します。
動作分析で確認する抱っこ・立ち上がり・前かがみ動作
産後の腰痛で大切なのは、動作の確認です。
施術ベッドで横になっている状態では痛みが少なくても、自宅で抱っこをしたり、床から立ち上がったり、前かがみになったりしたときに腰が痛くなる方は少なくありません。
つまり、腰痛の原因を考えるには、実際に腰に負担がかかる動きを確認する必要があります。
当院では、必要に応じて次のような動作を確認します。
・抱っこ姿勢
・床からの立ち上がり
・前かがみ動作
・赤ちゃんを抱き上げる動き
・寝かしつけの姿勢
・片足に体重を乗せた立ち方
・歩行時の骨盤や股関節の動き
特に、産後ママに多いのは、前かがみになるときに股関節を使わず、腰だけで曲げてしまうパターンです。
この状態では、おむつ替えや抱き上げのたびに腰へ負担が集中します。
また、立ち上がるときに膝や股関節を使えず、腰を反らせて立ち上がる方もいます。
このような動作のクセを確認することで、なぜ腰痛が繰り返されているのかを考えやすくなります。
筋膜のつながりから見る産後腰痛
腰痛というと、腰の筋肉だけが原因のように感じるかもしれません。
しかし、身体は筋肉や筋膜によってつながっています。
筋膜とは、筋肉や関節、内臓などを包み、身体全体の動きに関係する組織です。ある部分が硬くなると、離れた部位の動きにも影響することがあります。
産後の腰痛では、次のような部位とのつながりを確認することがあります。
・背中
・胸郭
・肩甲骨まわり
・お腹まわり
・お尻
・股関節
・太もも前面
・ふくらはぎ
例えば、抱っこや授乳で胸郭が硬くなると、背中から腰にかけて緊張が強くなることがあります。
また、お尻や股関節がうまく使えないと、立ち上がりや前かがみで腰が代わりに働きすぎてしまうことがあります。
そのため、産後の腰痛では、腰だけを揉む・腰だけを温めるというよりも、身体全体のつながりを見ながら施術方針を考えることが大切です。
守谷やまゆり鍼灸整骨院の考え方
守谷やまゆり鍼灸整骨院では、産後の腰痛を「骨盤だけの問題」とは考えていません。
骨盤はもちろん大切ですが、それだけでなく、産後の生活動作そのものが腰痛に関係していることが多いからです。
特に、産後ママの身体は、毎日の育児動作の影響を強く受けます。
抱っこ、授乳、寝かしつけ、おむつ替え、家事、買い物、上の子のお世話など、腰に負担がかかる場面が何度もあります。
そのため当院では、次の流れを大切にしています。
- 現在のお悩みを詳しく確認する
- 姿勢分析で身体の使い方を確認する
- 動作分析で腰に負担がかかる動きを確認する
- 筋膜や関節の動きを見ながら施術方針を考える
- 施術後に変化を確認する
- 必要に応じて生活動作の注意点をお伝えする
一時的に腰が軽くなることだけを目的にするのではなく、なぜ腰に負担がかかっているのかを一緒に確認していくことを大切にしています。
施術前後で確認しているポイント
当院では、産後の腰痛に対して、施術前後の変化を確認します。
ただし、「必ず痛みが取れる」「一回で改善する」といった断定はできません。
大切なのは、施術前と施術後で身体の動きや負担のかかり方にどのような変化があるかを確認することです。
例えば、次のような点を確認します。
・前かがみのしやすさ
・腰の反りやすさ
・立ち上がり時の腰の負担
・左右の体重のかけ方
・肩甲骨や胸郭の動き
・呼吸の入りやすさ
・抱っこ姿勢での腰の負担感
・股関節の使いやすさ
腰痛の原因が腰だけではない場合、胸郭や股関節、肩甲骨の動きが変わることで、腰への負担感が変わることもあります。
そのため、施術後は痛みの有無だけでなく、動きの変化も一緒に確認します。
このような方はご相談ください
産後の腰痛で、次のようなお悩みがある方は一度ご相談ください。
・産後から腰痛が続いている
・骨盤矯正を受けるべきか迷っている
・抱っこのたびに腰が痛くなる
・授乳後に腰や背中がつらい
・寝かしつけで腰が重くなる
・おむつ替えや前かがみで腰に負担を感じる
・肩こりや背中の張りも一緒にある
・呼吸が浅く、身体が常に緊張している感じがある
・子連れで相談できる整骨院を探している
・リラクゼーションではなく、原因を確認しながら身体を見てほしい
守谷やまゆり鍼灸整骨院では、子連れで相談しやすい環境づくりを大切にしています。
産後の身体は、痛みだけでなく、育児中の生活環境や身体の使い方も含めて考えることが大切です。
自宅で意識したい産後腰痛のセルフケア
産後の腰痛がある方は、まず日常生活の中で腰に負担が集中していないかを確認してみましょう。
特に意識したいのは、次の3つです。
1. 抱っこの左右差を減らす
いつも同じ側で抱っこしている方は、可能な範囲で左右を入れ替えるように意識してみてください。
無理に長時間反対側で抱っこする必要はありませんが、同じ側ばかりに負担がかからないようにすることが大切です。
2. 授乳時は背中を丸めすぎない
授乳中に背中が丸くなりすぎると、首・肩・背中・腰に負担がかかりやすくなります。
クッションを使い、赤ちゃんの位置を身体に近づけることで、前かがみ姿勢を減らしやすくなります。
3. 前かがみは腰だけで曲げない
おむつ替えや抱き上げのときに、腰だけで前に曲がると負担が集中します。
可能であれば、股関節や膝も一緒に使うように意識してみてください。
ただし、痛みが強い場合やしびれがある場合は、無理なセルフケアは避け、専門家に相談してください。
よくある質問
Q. 産後の腰痛は骨盤矯正だけでよくなりますか?
A. 骨盤まわりの状態が関係していることはありますが、骨盤だけで判断するのは不十分な場合があります。抱っこ姿勢、授乳姿勢、胸郭の硬さ、呼吸の浅さ、股関節の使い方なども腰痛に関係することがあります。当院では、姿勢分析と動作分析を行い、腰に負担がかかる原因を確認します。
Q. 産後どのくらいから相談できますか?
A. 産後の状態には個人差があります。まずは産後健診で大きな問題がないことを確認したうえで、腰痛や育児動作のつらさがある場合はご相談ください。状態に合わせて無理のない範囲で確認します。
Q. 子ども連れでも相談できますか?
A. はい。守谷やまゆり鍼灸整骨院では、産後ママが子連れでも相談しやすい環境づくりを大切にしています。ご予約時にお子さま連れであることをお伝えいただくとスムーズです。
Q. 腰だけでなく肩こりや背中の張りもあります。相談しても大丈夫ですか?
A. はい。産後の腰痛は、肩こりや背中の張り、胸郭の硬さ、呼吸の浅さと関係することがあります。腰だけでなく、身体全体のつながりを確認します。
Q. リラクゼーション目的でも受けられますか?
A. 当院では、リラクゼーション目的ではなく、痛みや不調の原因を確認しながら身体を見ていきたい方を対象としています。産後の腰痛について、姿勢や動作から原因を一緒に確認したい方はご相談ください。
まとめ
産後の腰痛は、骨盤だけが原因とは限りません。
抱っこ姿勢、授乳姿勢、胸郭の硬さ、呼吸の浅さ、肩甲骨の動き、片側荷重、前かがみ動作など、日常生活の中に腰へ負担をかける原因が隠れていることがあります。
守谷やまゆり鍼灸整骨院では、産後の腰痛に対して、姿勢分析と動作分析を行い、腰だけでなく身体全体のつながりを確認します。
「産後の腰痛がなかなか落ち着かない」
「骨盤矯正を受けるべきか迷っている」
「抱っこや授乳で腰がつらい」
このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。
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肩こりや背中の張りもある方は、こちらの記事も参考にしてください。
→ 産後の肩こりに関する記事へ
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守谷やまゆり鍼灸整骨院
院長 藤城翔太
柔道整復師・鍼灸師
業界歴19年。学生時代から接骨院などで修行を積み、延べ約90,000人の患者様の施術実績があります。
守谷市での開業後も産後のママさんや小学生などに向け、健康についての講師も経験。
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