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      2026年5月1日/
    • 最終更新日: 2026年4月29日

  • ブログ

産後の腰痛が治らない本当の理由|骨盤だけでは説明できない不調とは

「産後から腰痛が続いている」
「骨盤が原因だと思っていたけれど、なかなか楽にならない」
「抱っこや授乳のあとに腰が重くなる」
「寝不足や家事が重なると、さらに悪化する気がする」

このようなお悩みで、守谷やまゆり鍼灸整骨院にご相談いただく30代〜40代の産後ママは少なくありません。

産後の腰痛というと、「骨盤の開き」「骨盤のゆがみ」といった言葉がよく使われます。もちろん、妊娠・出産に伴って骨盤まわりやお腹まわりの支持機能が変化し、腰に負担がかかりやすくなることはあります。ですが実際の現場では、骨盤だけを見ていては説明しきれない腰痛が多いのも事実です。産後の身体では、腹部や骨盤底の機能変化、持ち上げ動作や授乳姿勢などの日常負荷が重なり、腰痛が続きやすいことが医療機関の案内でも示されています。

当院で多いのは、抱っこ、授乳、寝不足、家事の積み重ねの中で、姿勢の崩れや身体の使い方のクセが定着し、腰に負担が集まり続けているケースです。さらに、腰だけでなく、股関節、背中、お腹まわり、筋膜のつながりまで関係していることも少なくありません。

この記事では、産後の腰痛が治らない本当の理由を、守谷やまゆり鍼灸整骨院の視点で分かりやすく解説します。


産後の腰痛の原因とは?

産後の腰痛は、一つの原因だけで起こるとは限りません。
当院でよくあるのは、次のような要素が重なっているケースです。

  • 妊娠・出産後のお腹まわりや骨盤まわりの変化
  • 抱っこで腰を反って支えるクセ
  • 授乳で前かがみになる時間の長さ
  • 寝不足による回復不足
  • 家事での前かがみ、中腰、持ち上げ動作
  • 片側ばかりで支える左右差
  • 股関節や背中が使いにくく、腰が代わりに頑張る状態

産後は、身体が元の状態に戻る途中で育児が始まるため、どうしても「休みながら整える」というより「負担をかけながら回復する」時期になりやすいです。出産後の回復期には、睡眠不足や授乳、持ち上げ動作などの影響も大きく、腰痛や骨盤周囲痛が続く方がいることが報告されています。

当院でも、
「出産直後より、むしろ育児が始まってから腰がつらい」
「日中より夕方の方が腰が固まる」
というご相談はとても多いです。


骨盤だけでは説明できない理由

産後の腰痛を「骨盤だけ」の問題として考えると、実際の負担のかかり方を見落としやすくなります。

もちろん、産後の骨盤周囲は大切です。ですが、実際の生活では、腰痛は骨盤だけで作られているわけではありません。たとえば、

  • 骨盤が後ろへ倒れたまま授乳している
  • 抱っこで身体を反らせている
  • 立ち上がりで股関節ではなく腰から動いている
  • 背中が固く、腰だけで動こうとしている
  • 片側重心で立つクセがある

といった状態では、骨盤の位置だけではなく、姿勢全体と動き方が腰痛に大きく関わります。

当院でも、
「骨盤矯正を受けたことはあるけれど、抱っこをするとまたつらい」
という方は少なくありません。
この場合、骨盤そのものよりも、日常生活で腰に負担を戻してしまう動きのクセが残っていることがあります。


抱っこ、授乳、寝不足、家事の負担

抱っこ

抱っこでは、赤ちゃんを支えるために腰を反らせたり、片側ばかりで支えたりしやすくなります。すると、腰の下の方、お尻、股関節に負担が集まりやすくなります。病院の産後指導でも、赤ちゃんを片側だけで抱えることや、無理な姿勢で持ち上げることは背部・腰部負担につながるため注意が勧められています。

授乳

授乳では前かがみ姿勢が続きやすく、背中が丸まったまま固まりやすくなります。その後に立ち上がる時、背中や股関節ではなく腰で起き上がるクセがあると、腰の負担が強くなります。授乳姿勢では背中のサポートや足底支持を使うことが勧められており、姿勢の影響が大きいことが分かります。

寝不足

細切れ睡眠が続くと、筋肉や筋膜の緊張が抜けにくくなり、軽い負担でも積み重なりやすくなります。産後の回復期は睡眠不足が続きやすく、これが腰痛や疲労感を長引かせる一因になりえます。

家事

洗濯、掃除、料理、おむつ替え。
これらは一つひとつは短時間でも、前かがみ、中腰、持ち上げ動作が多く、腰痛を戻しやすい要因になります。特に「抱っこしながら家事」をしている方では、腰だけでなく首肩まで力みやすく、全身のバランスが崩れやすくなります。


姿勢と動作の視点で見ると何が分かるか

守谷やまゆり鍼灸整骨院では、産後の腰痛に対して、痛い場所だけを見るのではなく、姿勢分析・動作分析を通して、なぜ腰に負担が集まっているのかを確認します。

姿勢分析で見ること

  • 反り腰が強くないか
  • 骨盤が後ろへ倒れやすくないか
  • 左右の重心差がないか
  • 背中が丸まりすぎていないか
  • 頭の位置が前へ出ていないか

姿勢分析をすると、
「腰痛だと思っていたけれど、片側への偏りが強かった」
「骨盤だけでなく背中の丸まりが大きかった」
ということもあります。

動作分析で見ること

  • 抱き上げ動作で腰へ負担が集中していないか
  • 立ち上がりで股関節やお腹まわりが使えているか
  • 前かがみから戻る時に背中が使えているか
  • 片脚立ちで骨盤が安定しているか
  • 寝返りで腰だけをひねっていないか

当院では、
「腰が痛いのに、原因は股関節や背中の使い方だった」
「抱っこの仕方や立ち上がりのクセが腰痛を戻していた」
というケースをよく見ます。

ここが、一般論の「骨盤が原因」で終わらない、当院ならではの視点です。


筋膜のつながりも見落とせない

当院では、産後腰痛を考える時に筋膜のつながりも大切にしています。

筋膜は筋肉を包み、身体全体をつないでいます。
そのため、腰がつらくても、実際には

  • お尻の張り
  • 太ももの前側の緊張
  • わき腹やお腹まわりの使いにくさ
  • 背中の硬さ
  • 股関節の動きにくさ

まで関係していることがあります。

腰だけをその場で何とかしようとしても、こうした全身の連動が残っていると、日常生活でまた腰に負担が戻りやすくなります。


日常生活で悪化しやすい動き

当院でよく見る「産後腰痛を戻しやすい動き」は次のようなものです。

  • いつも同じ側で抱っこする
  • 授乳中に前へ顔を出す
  • 授乳後に腰から反って立ち上がる
  • 前かがみから腰だけで戻る
  • 片脚に体重をかけて立つ
  • 中腰のまま家事を続ける
  • ソファで浅く座る
  • 寝返りで腰だけをひねる

こうした動きは一つひとつは小さくても、毎日何十回も繰り返されることで、腰痛が治りにくい状態を作ります。


どんな人が来院対象か

守谷やまゆり鍼灸整骨院では、次のような産後ママからのご相談が多いです。

  • 産後の腰痛が長引いている方
  • 骨盤だけが原因なのか分からない方
  • 抱っこや授乳で悪化する方
  • 寝不足や家事が重なるとつらさが増す方
  • 腰だけでなくお尻、股関節、背中も気になる方
  • 姿勢や身体の使い方から見てほしい方

「このくらいで相談していいのかな」と思う段階でも大丈夫です。
今の負担のかかり方を整理することで、日常生活の中で何が腰痛を戻しているのかが見えてくることがあります。


医療機関受診を優先したいケース

産後の腰痛でも、次のような場合はまず医療機関での確認が優先です。

  • 発熱を伴う
  • 強いしびれや筋力低下がある
  • 排尿・排便の異常がある
  • 安静にしていても強い痛みが続く
  • 転倒や明らかな外傷がある

腰痛では、こうしたいわゆる赤旗症状がある場合は医療機関での評価が必要とされています。


まとめ

産後の腰痛が治らない理由は、骨盤だけでは説明できないことがあります。
実際には、抱っこ、授乳、寝不足、家事の負担に加えて、姿勢の崩れ、動作のクセ、筋膜のつながりが重なり、腰へ負担が集まり続けているケースが少なくありません。産後の身体では、腹部・骨盤まわりの支持機能変化と日常生活負荷が腰痛に関係しやすいことが示されています。

守谷やまゆり鍼灸整骨院では、産後の腰痛について、姿勢分析・動作分析を通して、どこに負担が集まっているのかを全体で確認することを大切にしています。

守谷で、産後の腰痛、抱っこで悪化する腰のつらさ、骨盤だけではない気がする不調でお悩みの方は、LINEからお気軽にご相談ください。
「まず相談してみたい」という段階でも大丈夫です。
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FAQ

Q1. 産後の腰痛はよくありますか?

あります。産後は身体の回復途中に育児が始まるため、腰痛が続く方は少なくありません。妊娠中や産後の腰痛は比較的よくみられる症状として報告されています。

Q2. 骨盤だけが原因ではないのですか?

骨盤周囲の影響はありますが、それだけとは限りません。抱っこや授乳、立ち上がり、家事動作、股関節や背中の使い方まで関係することがあります。

Q3. 抱っこで腰痛が悪化するのはなぜですか?

抱っこで腰を反って支えたり、片側に負担が偏ったりしやすいためです。病院の産後指導でも、片側抱っこを避けることや、持ち上げ方への注意が勧められています。

Q4. 授乳姿勢も関係しますか?

関係することがあります。前かがみ姿勢や背中の丸まりが続くと、その後の立ち上がりや抱っこで腰に負担が集中しやすくなります。

Q5. 寝不足は腰痛に影響しますか?

影響することがあります。睡眠不足が続くと身体の回復が追いつかず、筋肉や筋膜の緊張が抜けにくくなります。

Q6. 姿勢分析では何を見ていますか?

反り腰、骨盤の傾き、左右差、背中の丸まり、頭の位置など、全体のバランスを確認しています。

Q7. 動作分析では何が分かりますか?

抱っこ、立ち上がり、前かがみから戻る動き、寝返りなどで、どこに負担が集まっているかが分かります。

Q8. 筋膜は腰痛に関係しますか?

関係することがあります。腰だけでなく、お尻、背中、股関節、わき腹など全身のつながりの中で負担が広がっていることがあります。

Q9. 来院判断の目安はありますか?

産後の腰痛が長引く、抱っこや授乳で悪化する、セルフケアで戻りやすい、腰以外の部位も気になる場合は相談を考えるタイミングです。

Q10. どんな症状は医療機関を優先すべきですか?

発熱、強いしびれ、筋力低下、排尿・排便の異常、明らかな外傷後の強い痛みなどがある場合です。

ブログ監修者

守谷やまゆり鍼灸整骨院
院長 藤城翔太
柔道整復師・鍼灸師

業界歴19年。学生時代から接骨院などで修行を積み、延べ約90,000人の患者様の施術実績があります。
守谷市での開業後も産後のママさんや小学生などに向け、健康についての講師も経験。


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