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- 2026年11月2日/
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最終更新日: 2026年10月22日
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産後に頭痛が増えた?授乳・抱っこの姿勢で確認したいこと
出産後、赤ちゃんのお世話が始まってから「頭痛が増えた」「授乳後に首や肩がつらい」と感じることはありませんか?
産後の頭痛には、睡眠不足や片頭痛などさまざまな要因が関係します。また、授乳や抱っこの際に同じ姿勢が続くことで、首や肩に負担がかかる場合もあります。
ただし、産後の頭痛を姿勢や筋肉の問題だけで判断することはできません。
今回は、授乳・抱っこ中の身体の使い方と、頭痛があるときに確認したいポイントについて解説します。
1. 産後に頭痛が起こるのはなぜ?
産後の頭痛には、いくつかの原因が考えられます。
代表的なものには、次のようなものがあります。
- 睡眠不足や疲労
- 片頭痛
- 緊張型頭痛
- 水分不足や食事の乱れ
- 血圧の異常などによる二次性頭痛
特に注意したいのが、頭痛の種類によって適切な対応が異なることです。
例えば、緊張型頭痛は、頭の両側が締めつけられるように痛むことが多く、一般的には軽度から中等度の痛みが特徴です。
一方、片頭痛では、ズキズキとした痛みや吐き気、光・音への過敏などがみられることがあります。
首や肩がこっているからといって、必ず緊張型頭痛とは限りません。
また、出産後に初めて現れた頭痛や、以前とは違う強い頭痛には、医療機関での評価が必要な場合があります。
2. 授乳姿勢で首や肩に負担がかかる理由
授乳中は、赤ちゃんの顔を確認するために頭を下げたり、腕で赤ちゃんの身体を支え続けたりすることがあります。
こうした姿勢が長く続くと、首や肩の筋肉に負担がかかる場合があります。
① 頭が前に出る姿勢
赤ちゃんを見るために首を曲げた状態が続くと、頸部周囲の筋肉が同じ姿勢を保つために働き続けます。
特に首の後ろや肩の上部に張りを感じる場合は、授乳中の頭の位置を確認してみましょう。
② 肩をすくめた姿勢
赤ちゃんを支える際、無意識に肩が上がっていませんか?
肩を持ち上げた姿勢が続くと、僧帽筋上部などの筋肉に負担がかかる場合があります。
赤ちゃんの位置が低すぎると、腕だけで支えようとして肩に力が入りやすくなることもあります。
③ 背中を丸めた姿勢
授乳時に背中を丸め、身体を赤ちゃんに近づけることもあるでしょう。
この姿勢自体が悪いわけではありませんが、長時間続いて身体がつらくなる場合には、椅子の高さや背もたれ、クッションの使い方を見直すことが役立ちます。
大切なのは、理想的な姿勢を無理に維持することではなく、負担の少ない姿勢を選び、適度に身体を動かすことです。
3. 抱っこ中に確認したい3つのポイント
授乳だけでなく、日常的な抱っこでも身体の使い方に偏りが生じる場合があります。
① いつも同じ側で抱っこしていないか
利き手や生活環境によって、抱っこする側が決まっている方もいます。
同じ側で抱っこすること自体が頭痛の原因とはいえませんが、左右の肩や体幹への負担が偏っていないかを確認することは大切です。
② 身体を反らせて支えていないか
赤ちゃんの重さを支えるため、上半身を後ろに反らせて立つことがあります。
このとき、腰や背中に負担を感じる方もいます。
首・肩だけでなく、体幹や股関節を含めた身体全体の使い方を確認することが重要です。
③ 肩や腕に力が入り続けていないか
抱っこ中は、腕や肩の筋肉が継続的に働きます。
抱っこが終わった後も肩の力が抜けにくい場合は、赤ちゃんの支え方や休憩の取り方を見直してみましょう。
4. 守谷やまゆり鍼灸整骨院で確認すること
当院では、首や肩のつらさを相談された際、痛みのある部分だけでなく、日常生活での身体の使い方にも着目しています。
特に産後の方には、次のような点を確認します。
① 頭痛の状態
いつから頭痛があるのか、どこが痛むのか、どのくらい続くのか、以前と違う症状がないかを確認します。
頭痛の内容によっては、施術よりも医療機関での診察を優先していただきます。
② 首・肩の状態
首を動かした際の違和感、肩周囲の筋肉の緊張、左右差などを確認します。
③ 姿勢と重心位置
立っているときの重心位置や身体の中心線、左右の荷重差などを確認します。
ただし、姿勢や重心の偏りだけで頭痛の原因を断定することはありません。
④ 授乳・抱っこの動作
普段どのような姿勢で授乳しているのか、赤ちゃんをどちら側で抱っこすることが多いのかなどをお聞きします。
生活動作を把握することで、負担を減らすための工夫を一緒に考えます。
5. 授乳・抱っこ中にできる身体の負担対策
授乳時は赤ちゃんの高さを調整する
授乳クッションなどを利用し、腕だけで赤ちゃんを支え続けないようにしましょう。
背もたれを利用し、無理なく授乳できる位置を探すことも大切です。
抱っこの合間に身体を動かす
長時間同じ姿勢が続いた後は、首や肩を無理のない範囲で動かしてみましょう。
痛みを我慢して大きく動かす必要はありません。
休息と水分補給を意識する
産後は睡眠時間が不規則になりやすく、十分に休めないこともあります。
可能な範囲で休息を取り、水分補給や食事を意識することも大切です。
6. このような頭痛は医療機関へ
産後の頭痛の中には、早急な診察が必要なものがあります。
特に次のような場合は注意してください。
- 突然始まった、これまで経験したことのない激しい頭痛
- 視界がぼやける、光がちらつくなどの視覚症状
- 手足の麻痺、言葉が出にくい、意識の異常
- 強い頭痛が続き、改善しない
- 血圧が140/90mmHg以上で、頭痛などの症状がある
突然の激しい頭痛や神経症状がある場合は救急受診が必要です。
また、産後6週間以内には、産後高血圧や産後子癇前症が起こる場合があります。これらが疑われる症状がある場合は、速やかに産婦人科などへ相談してください。
頭痛が続く場合や、いつもと違う頭痛がある場合も、自己判断せず医療機関で確認することが大切です。
7. よくある質問
Q. 授乳中に頭痛が起こるのは姿勢が悪いからですか?
授乳姿勢が首や肩の負担に関係する場合はありますが、頭痛の原因を姿勢だけで判断することはできません。頭痛の種類や症状、産後の経過などを確認することが重要です。
Q. 首や肩のこりがあると緊張型頭痛ですか?
首や肩のこりは緊張型頭痛に伴うことがありますが、それだけでは診断できません。片頭痛など、ほかの頭痛でも首や肩の症状がみられる場合があります。
Q. 産後の頭痛がある場合、鍼灸や整体を受けても大丈夫ですか?
まず頭痛の原因や危険な症状がないかを確認することが大切です。特に出産後に新しく生じた頭痛や強い頭痛は、医療機関での評価を優先してください。そのうえで、首や肩の負担に対する施術が適切か個別に判断します。
まとめ|産後の頭痛は身体の使い方だけで判断しないことが大切
産後の頭痛には、睡眠不足、片頭痛、緊張型頭痛、血圧の異常など、さまざまな要因が考えられます。
授乳や抱っこによる首・肩への負担が気になる場合には、頭の位置、肩の力の入り方、身体の支え方などを見直してみましょう。
守谷やまゆり鍼灸整骨院では、首・肩の状態に加えて、姿勢や重心、日常生活の動作などを確認し、身体の状態に合わせたケアをご提案しています。
茨城県守谷市周辺で、産後の首・肩のつらさや授乳・抱っこ時の身体の負担が気になる方は、お気軽にご相談ください。
※頭痛の診断や危険な疾患の除外は医療機関で行う必要があります。
参考文献・情報源
- American College of Obstetricians and Gynecologists(ACOG). Headaches in Pregnancy and Postpartum. Clinical Practice Guideline No.3, 2022(2024年再確認)。
- ACOG. 3 Conditions to Watch for After Childbirth. 産後子癇前症に関する患者向け情報。
- International Headache Society. International Classification of Headache Disorders, 3rd edition(ICHD-3).
- 日本頭痛学会「緊張型頭痛」一般向け解説。

守谷やまゆり鍼灸整骨院
院長 藤城翔太
柔道整復師・鍼灸師
業界歴19年。学生時代から接骨院などで修行を積み、延べ約90,000人の患者様の施術実績があります。
守谷市での開業後も産後のママさんや小学生などに向け、健康についての講師も経験。
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